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2022年 04月 25日
【星の降る家】〜多数入賞の山津監督による『人との繋がり』を考える作品〜

【自己紹介】

  • 山津暢之(やまつのぶゆき)
  • 2000年大阪生まれ。立命館大学映像学部在学中。中学時代から映画の自主制作を始める。

人の人生に良い影響をもたらすクエリエイターになることを目標としている。

  • 2021年10月制作「イマージン・コンシェルジュ」(カンヌ主催OSAKA 48Hour Film Project 2021 最優秀作品賞第2位・学生賞受賞/2021)

2019年11月「夢へ」(TYO学生ムービーアワード銀賞)


2018年9月MV「ヒロインは君で」(高校生のためのeiga worldcup2018 ミュージック映像部門 最優秀作品賞/2018)


2018年2月制作「インスタント・フレンド」(ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2018学生部門 入選、立川名画座通り映画祭 入選/2018)


2017年9月制作「我はいはセミや!!」(高校生のためのeiga worldcup2017 自由部門 入選 /2017)


2016年4月制作「現代で歩く大坂の陣」(高校生のためのeiga worldcup2017 地域部門 ユーモア賞・入選 /2017)

イマージン・コンシェルジュ1.png 2.16MB



【制作意図or背景】(200字以上)


2020年11月、私は甲賀市土山町に撮影に行った。そこで30日間空き家に暮らし毎日地域の魅力を発信する大学生達に出会った。彼らの活動の様子を見ていると、人と繋がろう、人と人を繋げようとする思いがカメラ越しに伝わってきた。そこに私も繋がりたい。そう感じた。今、コロナ禍という原因のみならず様々な要因によって人と人とが分断される時代。しかしながら、人はそんな原因に負けず繋がろうとしている。この映画がまた誰かと繋がれるよう望む。


【あらすじ】(200字以上)


1月、甲賀市土楽町(架空の町)では、美穂たち大学生が30日間空き家に住んで地域の魅力を発信する企画が行われていた。カメラマンの幸一は土山町の撮影を美穂に依頼され行なっていた。土山町は過疎の波が押し寄せている。東京の大学に通う神谷勇は、企画の手伝いをするため地元甲賀に戻ってきた。しかし、卒業後は地元に帰ってはこないという。そのことで父である神谷進と喧嘩になっていることが、地元でも噂になっていた。


幸一と美穂は、進へのインタビューで、「地元に残ってほしいといいつつも、本当は就職先の少ない地元より東京で頑張ってほしい。」という本音を知る。父との喧嘩によって企画に協力的でない勇を変え、地元の人と協力しなければ魅力は伝えられない。企画が終わるまでに親子の中を修復し、協力してもらわなければならない問題に直面したのだ。


そんな時、幸一のカメラがなくなる。美穂は幸一のカメラを取り、進(父)へのインタビュー映像を勇に見せることで、勇の気持ちを変えようとした。美穂はそれに失敗し、カメラを勇に渡したまま忘れて帰ってしまう。勇は、他の映像も見る。美穂達の活動の映像を見ていると、人と繋がろう、人と人を繋げようとする思いが、勇に伝わる。その後、空き家で勇は幸一にカメラを返す。しかし美穂はそんなことも知らず空き家に帰ると、幸一らがカメラを探し、勇や進と話しているのを目撃する。美穂は、カメラを盗み、勇に映像を見せたことがバレ、そしてカメラをどこかでなくしてしまったと勘違いする。みんなから逃げるようにカメラを探し、きた道を戻った。


幸一や進、勇は、美穂が夜になっても戻ってこず神隠しに合っていないかと心配し、探し始めると、その噂を聞きつけた町の人たちも一緒になって探し出す。勇は、その光景を見て地元の人たちの暖かさを再認識し、その良さに気づく。美穂はカメラが幸一の元に戻っていること、カメラを取ったことがバレていないことを知る。企画が終わった日、勇はまた地元に帰ってくることを匂わせ、美穂達と別れる。


星の降る家1.png 1.83MB



【皆さんにメッセージー】


是非映画祭に足を運んで僕の作品を見てください!!!!